「ジム通いを始めてみたんだけど、なんだか通うのがめんどくさい…もっと手軽に運動出来れば良いのに…」
今回はこんな悩みにお答えしていきます。
この記事を読むと…
・ジム通いが続かない理由がわかる
・ジム通いを続ける方法がわかる
・ホームジムの選択肢を考慮出来る
僕は現在ホームジムで筋トレを行なっていますが、ジムに通っていた時は車で20分かかるジムに週5回程度のペースで通えていました。ジム通いを頑張って続けたい方にも、戦略を変えたい方にも役に立てるかなと思います。
それでは、さっそく始めていきましょう!
ジム通いが続かない理由は?
筋トレやランニングなどの激しめの運動習慣は、中々身に付かないもの。一念発起してジムの会員登録してみたものの、気付いたらほとんど通ってない…なんて事になりがち。
いくつか考えられる理由を挙げてみるので、自分に当てはめて考えてみて下さい。
1.目標設定が曖昧
・筋トレして良い身体になりたい
・健康的な生活を送りたい
・とにかく痩せたい
ジム通いを始める動機は大体こんな感じかと思います。最初の頃は新鮮さが手伝って順調に通えるでしょうが、慣れてきた辺りで目標を具体的にしていかないと、飽きが来てしまいます。
人間は、
・スタート地点
・現在
・ゴール地点
この3つが明確な状態で進捗を感じると、モチベーションが最大化します。運動を続けて雰囲気が掴めてきたら、
・ベンチプレスを80kg挙げる
↪︎今日は70kgに挑戦する
・30分走り続けられるようになる
↪︎今日は10分間走ってクールダウン
・体脂肪率を20%以下にする
↪︎今週は0.5%体脂肪率を落とす
このように、数値化した上で、可能なものはジムに行く日ごとの目標までダウンサイジングしましょう。
2.ジムへのアクセスが悪い
ジムに通うには、当然ジムまで足を運ぶ必要があります。運動が習慣化出来てない状態でジムへ行くのに時間がかかるようでは、行動のハードルがぐんと上がってしまいます。
運動の習慣がない人がジムを選ぶ際には、アクセスを最優先に考える事をおすすめします。運動器具が充実してない、値段が他のジムよりも高い等のデメリットは後回し。
まずは10分以内で到着するジムに登録して足繁く通い、いち早く運動習慣を身につけましょう。その後に、自分の理想と近いジムを選び直せば問題ありません。
僕が片道20分以上かかるジムに通い続けられたのも、1年間自宅で筋トレする習慣が身に付いていたから。ジム通いを無理なく続けるには、運動以外のコストを極力下げましょう。
3.運動の負荷が大きすぎる
ジムに通うたびに疲労困憊するまで運動するのは得策ではありません。人間は、自分にとって大きな負荷になる行動を嫌うように出来ているからです。
結果を急ぐあまり、自分の許容量を超えた運動メニューをこなしていませんか?無闇に運動量を増やしてもジム通いの習慣化は進まず、むしろ運動自体が嫌いになってしまう可能性が高いです。
まず第一に、習慣化すること。習慣が身に付くまでの日数は平均で66日、最大で254日かかるという事がロンドン大学の研究で明らかになっています。
「今年までに6パックを作りたい…!」
「どうせお金をかけるなら徹底的にやらなきゃ…!」
気持ちは分かりますが、無理して行かなくなってしまうようでは本末転倒。もう少しやりたいけど、明日また来ればいっか!ぐらいの負荷に設定する事をおすすめします。
ここまで、ジム通いが続かない原因を解説してきました。「じゃあ、なにか他にジム通いが続くようないい方法ないの?」という方へ、これから更に解説します。
ジム通いを続けるコツ
1.ジム仲間を作る
ジムに一緒に通う人がいると、習慣化の確率はぐんと上がります。
ウェストチェスター大学の研究では、ジムに平均週1回程度しか通えていない男女181を、
・ジムに通うほどお金が貰えるグループ
・ジム仲間と一緒に行くグループ
・他人と競わせるグループ
の3グループに分けて、3週間自由にジムに通ってもらった所、
ジム仲間と一緒に行くグループが1番効果が高く、以前の3倍ジムに通うようになった!
という結果が出ています。
ジム仲間が出来ると、待ち合わせして一緒にトレーニングしたり、互いに教え合ったり出来るのが大きいですよね。ジムに通い始める時は、友達を誘ってみたり、同じ運動をしている人に声をかけてみたりするのが良さそうです。
2.週に4回以上通う
1週間における習慣化のマジックナンバーはずばり、4回です。
ジムに通い始めた111人の男女を対象にビクトリア大学が行った研究によると、最もジム通いの習慣化と相関があったのは「頻度」で、週4回以上通うと習慣化の可能性がぐんと上がり、下回ると可能性はぐんと下がるという傾向があったそうです。
習慣化は最初のうちは結構しんどいですが、繰り返せば繰り返すほど楽になっていき、最終的にほとんど抵抗なくジムに通えるようになって来ます。
まずは運動のメニューを軽めに設定して、通う回数を最大化するのが良いでしょう。
3.自分が好きな運動から始める
運動に対する抵抗感をなるべく下げるために、自分が好きな運動から始めてみましょう。
「運動全般苦手って人はどうすればいいの…?」という事であれば、ウォーキングでも構いません。健康効果を手に入れるにはウォーキングだけでも様々なメリットが。
前述の通り、負荷が大きすぎる運動を無理してやっても、ジムに行きたくなくなるだけです。気持ちの良い運動でジムに行く回数を増やし、習慣化してから目的に応じた運動に切り替えていく事をおすすめします。
ジム通いの習慣化とは、割と一筋縄ではいかないものだと個人的には思っています。華やかなイメージとは裏腹に、やる事は地味である事が多いからです。ここまで対策法を準備してのぞめば、習慣化の確率は大幅に上がることでしょう。
それでもジム通いが辛いなら…まずは家トレからがおすすめ
「やっぱり自分にはジム通いは向いてない…運動は諦めよう…」という方は、家トレから習慣化してみてはどうでしょう?
僕自身、
家トレ→ジム通い→家トレ
という流れでスタイルを変えて来ました。
ジムに通わないと満足なトレーニングが出来ないというイメージを持ってる方もいるかも知れませんが、全くそんな事はありません。筋トレでさえ、ダンベルとベンチさえ有れば十分なトレーニングが出来ます。
筋トレ終了!肩と脚です。
— ひろき (@hiro_5946) 2020年1月18日
ホームトレーニングかなりおすすめ。
今はyoutube等で筋トレも独学余裕なので、ダンベルとマルチポジションベンチがあればかなり良い身体になれるはず。
初心者の方がいきなりジムでトレーニングって結構ハードルが高いので、家トレから始めて様子を見るのは大アリです🙆♂️ pic.twitter.com/ZfuZ5PuKbr
家トレに切り替えてから、もう半年ほど経過ていますが、ボディメイクは順調に進んでいます。
ジムに通うには、ある程度ウェアやシューズを揃えたり、周りの目が気になったり、器具の取り合いがあったりと、結構障壁が多めです。また、会員費という大きめのランニングコストもかかります。
家トレなら、腕立て伏せや腹筋などの自重トレーニングから始めれば費用はかからないし、移動の手間も省けるし、ダンベルやベンチは1度導入すればいつでも自由に使えます。最初はyoutubeなどで自重トレーニングを勉強して、家で好きなタイミングで始めてしまうのも1つの手ですよ。
まとめ
・ジム通いを続けるには、アクセスの良い所に登録して、ちょうど良い負荷で具体的な目標を追いかけよう!
・習慣化の確率を最大化するには、ジム仲間と週4回以上ジムに行き、楽しんでエクササイズしよう!
・どうしてもつらいなら、まずは家でyoutubeなどで勉強しながら自重トレーニングから始めるのもおすすめ!
少しでもこの記事が皆さんのジム通いを続けるお役に立てば幸いです。運動を習慣化すると、本当に人生が変わりますよ。僕も一生続けるつもり。一緒に頑張りましょう!