今回は、以前僕が購入したパワーブロック、「FIELDOOR 可変式クイックダンベル」のレビューをしていこうかと思います。
私事ですが、半年ほど前からジム通いをやめて家トレに切り変えました。
最近ジムを辞めて家トレに切り替えたんだけど、マジでいい。
— ひろき (@hiro_5946) 2019年9月28日
ビッグ3の重量を追えなくなったのは少し寂しいいけど健康的な身体を作るという意味ではこれで十分。何となくやる気が出ない時とかにバチっと筋トレする事でスイッチを切り替えられるのがとてもいい。 pic.twitter.com/TTwyHBaM91
家トレ→ジム通い→家トレ
という事で、家トレに出戻りです。笑
そんな僕がパワーブロックを使っている中で感じた良い点、悪い点、普通のダンベルとの違いなどを出来るだけ詳しく伝えられたらと思います。それでは早速はじめていきますね!
パワーブロックとダンベルの違い
僕が筋トレを始めて一番最初に買ったのは、スクリュー式のダンベル。重さも留め具を回して外せば変えられるものでした。
上の画像のようなやつ。価格もリーズナブルで、ビギナーは結構選びがちかなと思います。
パワーブロックというのは、任意のプレートにピンを差し込んで持ち上げると、簡単に重さを変えられる可変式ダンベルです。
冒頭の画像にもありましたが、こんな感じ。プレート毎に数字が振られていますよね?重量を変えるにはそこに一番下のピンを差し込むだけでOKと、とても便利です。
厳密にはパワーブロックとはTHINKフィットネスが作ったダンベルの商品名のようです。大変画期的なダンベルなので同じ形状のものが多く生産されています。僕が買ったのもFIELDOORというブランドのもの。この記事では、
・パワーブロック=上の画像の形状のダンベル
というワードの扱い方をするので、ご注意下さい!
FIELDOORのパワーブロックのレビュー
結論から言うと、パワーブロックとしての機能を求めている人は間違いなく買いですね。細かい商品の特徴などを解説していきます。
まずは基本的な機能。パワーブロックを買うにあたって心配なのが、
・ピンが貧弱で安全性に問題がないか?
・ピンを差していないプレートが引っ付いてきたりしないか?
・ピンが差し込みにくい、または差し込めないなんて事がないか?
大きくこの辺りでしょうか。FIELDOORのパワーブロックは上記の問題はありませんでしたね。強いて言うならば、最初のうちだけプレートが引っ付いて来ることがありましたが、使っているうちにすぐ解消しました。
持ち手が通常のダンベルよりやや太め
気になった点として、持ち手が若干太めで、ストレートではなく中央部に向かって太くなっているような感じです。タル状といいますか。
最初はちょっと違和感がありましたが、持ちにくいという事は無く、使っているうちに慣れました。
持ち手に内蔵されてる重りがガチャガチャうるさい
マイナスポイントとして1つ。写真の持ち手の上側、筒状の部分に1キロ分の重りが入っているのですが、それが中で動いてガチャガチャうるさいです。
この重りは取り外し可能なため、僕は取り外しっぱなしで使っています。片側40.5kg→39.5kgに最大重量が減ってしまうのが難点ですかね。
と、ここまで実際の商品の特徴を書いてきましたが、ここからはダンベルと比較して、パワーブロックの優れている点を書いていこうと思います。
結論:パワーブロックが買えるなら間違いなくダンベルよりベター!
パワーブロックは値段が結構高くつくため、初心者の方は特に「筋トレ続くのか問題」などの兼ね合いで躊躇してしまいますよね。
しかし、どちらも使った事のある僕の結論は、少し頑張ってパワーブロックを買っちゃった方が良い!です。使っていく中で便利に感じたことを書いていきます。
1.圧倒的に重量切り替えが楽!
普通のダンベルを使った事のある方は分かると思いますが、重量の切り替えがかなり面倒です。
プレートの留め金をスクリューから回して外す
↓
プレートを取り外す、または追加する
↓
また留め金を回してプレートを固定する
この動作をダンベル二つ分行うと1分弱かかる事もしばしば。その点パワーブロックはピンを差し替えて引っ張り上げれば完了。重量切り替えに5秒もかかりません。
2.重量切り替えの幅が広い
一般的に、普通のダンベルよりもパワーブロックの方が切り替えの幅が広いです。
僕が購入したFIELDOORのパワーラックは、
4kg→8.5kg→13kg→17.5kg→22kg→27kg→31kg→36kg→40.5kg
の9パターンに、前述の重りを0.5kgずつ外せる分を加えると、27パターンの重量から選べます。
普通のスクリュー式のダンベルでは、構造上40kgまでの重さにここまでのバリエーションを持たせる事は出来ません。
3.トレーニング完了後の片付けも楽
プレートが重なっている状態がデフォルトなので、使い終わった持ち手を残りのプレートに差し込めばすぐに元の状態に戻せます。
大抵、トレーニングって終わりに向かって使用重量が下がっていきますよね?スクリュー式のダンベルだとトレーニングが完了した後プレートを元に戻す作業がかなり面倒です。
4.両端が平なので、オンザニーが出来る!
重い重量を扱う時に1度ヒザに乗せてからポジションまで持ち上げるアレです。高重量のショルダープレスとかインクラインプレスとかには欠かせませんよね。
これ、めちゃくちゃ重要だと思います。使用重量が上がってきて、スクリュー式のダンベルのように両端が飛び出ているとオンザニーが出来ず、トレーニングに不自由が出ます。パワーブロックは構造上その心配はどの重量でも全くありません。
これらの理由から、高重量を家トレで扱いたい中級者の方はもちろん、トレーニングをこれから始めるビギナーの方まで、ちょっと頑張ってパワーブロックを導入する事を強くおすすめします。
ビギナーの方は、片手10kgのスクリュー式ダンベルで様子を見るのも全然アリ
ここまでパワーブロックの良さをつらつらと書いてきましたが、「これからウェイトトレーニングを趣味にしたいけど、続くかどうか分からん!」という方は、様子見で安めのダンベルを買うのもアリかと思います。
というのも、その後筋トレにハマってパワーブロックを購入するとしても、10kgダンベルがあると便利な事もあります。追い込みでパワーブロックの切り替えに無い重量の5kgをあらかじめスクリュー式で用意してすぐ使えるようにしておくとか。
また、FIELDOORのパワーブロックは22kgの重さでも購入でき、後からプレートを追加購入する事も可能です。「使いやすいパワーブロックにしたいけど、40.5kgが必要になるほどやるのかな…?」という不安がある方にはおすすめ。
amazonでまとめて買う場合は38,560円、別々に買う場合は42,240円で、差額は3,680円とそこまで大きな差はないので、22kgから始めてみるのも良いかもしれませんね。
という訳で、FIELDOORのパワーブロックのレビューを中心に、用途や目的に応じたダンベルの選び方を紹介しました。
筋肉を増やすには、少しずつ負荷を増やしていく事が欠かせません。ダンベル選びは、日々のトレーニングの質を向上させ、より効果の高い筋トレの第一歩とも言えるでしょう。この記事が自分に合ったベストなダンベル選びの一助になれば幸いです。