健康を訪ねて3,000REP

健康に関する情報や筋トレの実践日記をメインに書いていこうと思います!

やる気がない人でも出来る、やる気の出し方【維持する方法も解説】

「やるべき事が分かっているのに全然始められない…やる気を高める良い方法ないの…?」

 

今回の記事では、こんな悩みを抱えている人へやる気の出し方を解説していこうと思います。

 

この記事を読むと…

・やる気を作り出す方法が分かる

・やる気を維持する方法も分かる

 

それでは、さっそくいってみましょう!

 

やる気がない人でも出来るやる気の出し方

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やる気が出ない人が検索してたどり着く情報としてよくある物が、

・とりあえず行動してみよう!

・明確な目標を持とう!

・5秒カウントダウンが終わったら始めよう!

・作業後のポジティブなイメージを思い描こう!

みたいな物が多いかなと思います。これを実践して効果が出る人はそれで問題ないのですが、中には「それが出来たら苦労しないんだよなぁ…」というレベルの無気力状態に陥っているという方もいるはず。そんな方におすすめなのは、ドーパミンの分泌を促す食品を摂り、ホルモンレベルでやる気を起こす作戦です。

 

 

ドーパミンのモチベーションアップ効果

ドーパミンは「やる気ホルモン」とも呼ばれているくらい、モチベーションアップ効果の高いホルモンです。ドーパミンは、幸福感や好ましい行動を促進する報酬系という脳の神経回路に働きかけ、

・気分を向上させたり

・嫌悪感のスイッチをオフにしたり

・自分にとって望ましい行動を促進したり

要するに気分良く行動する状態を作り出してくれる訳です。このドーパミンが少ない人ほど努力をしなくなり、物事への興味関心が薄い傾向が2016年の研究で確認されてたりします。

 

また、ドーパミンは脳の記憶と集中を司るエリアにも関わりがあるため、やる気を起こした上に記憶力や集中力も上げてくれる、頼もしいヤツなんです。

 

 

ドーパミンを増やす方法

1.タンパク質をしっかり摂る

ドーパミンは、Lドーパという前駆体から体内で合成されます。Lドーパは、チロシンやフェニルアラニンというアミノ酸から生成されるため、タンパク質をしっかり取ることが大前提となります。最低でも、1日あたり体重(kg)あたり×1.2g分のタンパク質を摂取する事を心がけましょう。

 

2.運動の習慣を身に付ける

タンパク質をしっかり摂ったら、運動をしましょう。1日40分程度の有酸素運動を週に3回行ったところ、16週間でドーパミンがかなり増えた!という研究があるので、とりあえず散歩でいいから始めてみるのが吉です。

 

3.太陽の光を浴びる

太陽光にはドーパミンを増やす作用が確認されています。よく「朝に十分な日光を浴びると活動的になる」と言いますが、あれはホルモン的な視点でも理にかなっている訳ですね。

 

4.バナナを食べる

バナナにはドーパミンとLドーパが含まれています。やるべき作業が分かってるのに動き出せない…というタイミングで食べてみるのもいいかもしれませんね。

 

5.コーヒーを飲む

コーヒーに含まれるカフェインにも短期的にドーパミンを増やす作用があります。さらに、疲労物質であるアデノシンが脳に作用するのをブロックするため、集中力もガツンと上がります。ただし、カフェインはすぐに耐性が出来てしまうのでここぞという時に使うといいでしょう。

 

 

アップしたやる気を維持する方法f:id:hiro5946:20191229223451j:image

作業のとっかかりのダルさをドーパミンパワーでぶっ放した後は、モチベーションを維持する戦略が重要となってきます。次の項では、効果的なモチベーション維持の戦略をいくつかご紹介していきますね。

 

1.「ゲーミフィケーション」を取り入れる

ゲーミフィケーションとは、ゲームで使われているような構造を他の分野で応用する事を言います。ゲームはドーパミンをドバドバと分泌させて夢中にさせるような仕掛けが沢山施されています。これを自分のやるべき事に応用すれば、目標を達成するまでスムーズにやる気が続くはず。

 

まずは、自分のやるべき事のゴールを設定します。そのゴールまでのタスクを程よい間隔で設定して、進捗が分かるような工夫をしましょう。RPGで例えるなら、ゴールはラスボスが待ち構える城、タスクは新しい村や街、進捗はEXP(経験値)です。ちょっとワクワクしてきませんか?

 

2.難易度は頑張れば出来るレベルに設定する

これもとても大事な要素で、人間の集中力とモチベーションが最も高まる難易度が「頑張れば出来る」レベルなんだそう。簡単過ぎればいつでも出来るからやる気が出ないし、難しすぎるとビビってやる気が出ない。ちょっと難しそうなぐらいが「やってみるか!」という気にさせてくれるのは感覚的にも分かりますよね。

このコンフォートゾーンから一歩踏み出す努力は物事の上達という面でも欠かせない要素で、上達する事で達成率もあがり、達成出来るからモチベーションが上がるという好循環も生み出してくれます。

 

 

3.人間は進捗の感覚に強力なモチベーションを感じる

3業界、7企業、26チームへの1万2,000人の日記調査というクレイジーな研究を行ったテレサ・アマービルの本、『the progress principle』によれば、人間が最もモチベーションを感じ、創造性と生産性が高まるのは、やりがいのある仕事が進捗する事だったとのこと。ゲーミフィケーションとも通ずる所がありますが、やはり前進しているという感覚は強力なモチベーションになるようです。

前進している感覚を得るには、記録が必須になってきます。スタート地点と目標地点、そして現在地の3つの情報がない限り、前進の感覚は得られないのです。

 

 

まとめ

・ドーパミンを増やす生活習慣を心がけてみよう!

・行動できるようになったら、ラスボスの城を攻略する為に頑張れば倒せる敵を倒してレベルアップを実感できる記録を取ろう!

 

 

この記事が皆さんのラスボス攻略に少しでも参考になる事を願っています。それでは、また次の記事でお会いしましょう!