いやぁ、体調が良い！笑
減量開始からおよそ2ヶ月が経過したのですが、これまでにないほど上手くいってて気分がとても良いです。
考えられる理由はいくつかあるのでちょっとメモ。減量する際はついでにこの辺を意識していただくとよりストレスなく理想的な減量が出来るかと思います。
1.加工食品や砂糖、お菓子類を控える
人間の脳は糖分と脂肪分、塩分に反応するようにデザインされてます。ショートケーキや霜降り牛、ポテトチップスやキャラメルフラペチーノを見ると強烈に口にしたくなりますよね？これらをカットする事が脳の暴走を抑え、食欲を適正レベルに戻してくれるようです。
加工食品が脳の興奮を抑え、食欲を正常に戻してくれるという研究は科学的にもかなり信憑性が高く、関連データは3,000件以上あるそうです。2007年の研究では、29名の被験者に加工食品を減らすようにとだけ指示したところ、1日の摂取カロリーが200〜300kcal減り、12週間で30,000kcalもの体脂肪を燃やすことに成功したという結果も出ています！
数年前、何の知識も無いまま減量を開始した時の僕は、食事の内容そのままにカロリーだけカットしていたため4、5日おきに我慢の限界を迎え、ラーメンやらケーキやらを食べてしまっていました。同じような状態で挫折と自責に苦悩している方はたくさんいるはず。
脳を必要以上に興奮させる加工食品を日常的に摂っていた人間が自制心のみで減量を切り抜けるのは無理があります（というか科学的にほぼ不可能）。まずは加工食品の代わりに自然な食品を食べる事で脳を正常な状態に戻せば、自然と耐え難いラーメン欲やケーキ欲が無くなっていくはずです。
2.摂取カロリーの制限を最優先！
とはいえ友人や上司の誘いを全て断り、ひたすら自炊でクリーンな食事のみを続けられる人は少ないでしょう。
よーし！完璧にバランスの取れた食事をするぞ！と意気込んで減量を開始するほど、少し脂っこいものや高カロリーの物を口にした日にモチベーションが下がり、その日はもう好きなもの食べよう…となってしまうパターンが僕にもよくあります。
そんな時に最低限守りたいのが設定したカロリーを上回らないこと。これをしっかり守っていれば微量栄養素やPFCバランスが理想的でなくても体重は減ります。
2014年にカナダが行った7,286人のデータを調べ上げたダイエットに関するメタ分析でも、どんなダイエットにせよカロリー収支さえ守れていれば効果は同じと結論付けています。
減量における最優先事項はサプリメントでもトレーニングの内容でもなく、カロリー収支（PFCバランスもカロリー収支の次に重要）なのです。これが頭に入っているだけで、余計な情報（あのサプリが効く！このサプリはダメ！的な）に振り回されず、ストレスが減るかと思います。
3.カロリーを減らした分だけ野菜の量を増やしていく
減量が進んでくると、1日の目標カロリーも相応にシビアになり、それまでと同じ食品から満足感を得ることが難しくなって来ます。お米やパン、麺などの炭水化物は量に対してのカロリーが高いから当然ですよね。
これまでよりも少ないカロリーで満足感を得る手っ取り早い方法が、主食（ご飯、パン、麺）を野菜や果物などのカロリーの質が高い食品に置き換えることです。
例えば、
・ご飯100gあたり168kcal
・じゃがいも200gあたり168kcal
ご飯とじゃがいものカロリーを揃えると、じゃがいもは200g摂取できます。食品のカサが増えることで咀嚼回数も増え、満足度もかなり差が出るんですよ。
また、野菜やフルーツには微量栄養素（ビタミン、ミネラル）も豊富に含まれているので、体調もぐんぐん良くなっていきます。
さらに、2週間野菜やフルーツの量を増やすだけで疲労や活力が8.7%改善し、幸福感もおよそ10%上がった！という研究もあり、食べれば食べるほどストレスコーピングになり減量の成功率は上がる！と言ってもいいくらい。
とにかく種類にこだわらず、野菜や果物の割合を増やすことで食べる量を変えずに（または増やしながら）摂取カロリーを減らしていくのがオススメです。
個人的に3つ目、野菜と果物の摂取量が特に減量のストレスを減らしてくれている気がしています。およそ1kg分の野菜を炒めでガシガシ食べるとかなりの満腹感を得られるし、冷凍ブルーベリーをデザートにすれば甘みも担保されるし身体にもめちゃくちゃ良いのでほぼほぼ死角ないですよ、マジで。減量中の方は良かったら試してみて下さいね！
